2020-11-27 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
ミサイル、いえば、パーシング2と、スミソニアン博物館に行けば並んでいるわけですよ、両方側の廃棄した中距離弾道弾が。それが、中距離ミサイルに着目をすれば、中国は既に二千発以上を今保有するということになっていて、アジアで圧倒的優位に立っているということになります。きょう、朝、調査会を我が党ではやったんですが、そのときにもこの話になりまして。
ミサイル、いえば、パーシング2と、スミソニアン博物館に行けば並んでいるわけですよ、両方側の廃棄した中距離弾道弾が。それが、中距離ミサイルに着目をすれば、中国は既に二千発以上を今保有するということになっていて、アジアで圧倒的優位に立っているということになります。きょう、朝、調査会を我が党ではやったんですが、そのときにもこの話になりまして。
そういうのは、かつてSS20が持ち込まれたときにパーシングを持ち込んでチャラにしたという例が八〇年代にございましたが、同じようなことを北朝鮮が考えている可能性が一つあるであろうかと思います。 済みません、お時間がほとんどないので、もう一つ、非軍事的な要因ということでいえば、これはやはり、金正恩の権威を構築するということが一番大きな目的であろう。
これによって両国の核戦力が大幅に削減することになりまして、代表的なのがソ連のSS20とパーシング2ですか、何本かあるんですけれども。それで、今、両国の博物館に、アメリカだったらスミソニアン博物館ですか、一緒に並んでいる、その象徴として展示されているというふうに聞いています。
したがって、彼は、SS20に対抗するパーシング2をアメリカから導入して、相互確証破壊の体制をつくった。モスクワが撃つならば、おまえ殺すぞという体制であります。 それによって何が起こったか。それによって、強烈な軍縮圧力をかけていって、ソビエトはSS20をヨーロッパ方面から撤去したんです。これは極東方面に来たんです。
アメリカのパーシング気候変動次席特使と会談をしてまいりました。基本的には、今、小沢大臣が言われましたように、メキシコに向けてモメンタムを上げていこうという話でございました。
もう時間なので終わりたいと思いますけれども、最後に、これは非通告なんですが、同じくゴールデンウイークに外務副大臣がアメリカでパーシング温暖化問題担当次席特使と会談したということをお聞きしておりますので、もし関連の国際交渉にかかわる最新情報があればお聞かせいただけますでしょうか。
○西村委員 一九七〇年代、SS20を配備されたときのNATOの決断、中心の西ドイツのシュミット首相の決断、アメリカからパーシング2を導入する、こういうバランスの問題を、我々もう一度、そのときに他人事と思っておりましたけれども、今自分のことになっておりますから、勉強し直したいですな。よろしくお願いします。 それから、これは時間が終わりつつあるので最後になると思います。
ここでまたシュミットのことに返るわけですが、シュミットはみずから主体的にパーシング2を導入した。あの米ソの時代にですね。これはアメリカとソビエトの問題だとは思わなかった。そのために彼は何をしたかといえば、アメリカが使っている言葉を点検した。 シアター・ミサイル・ディフェンス、シアターとは何だ。劇場だ。
○福田国務大臣 八〇年ですから、もう二十年たちましたね、あのパーシング2の話題がありましたのは。あのときの状況と今とは大分様相は変わっているんですね。あのときは、米ソが核戦力を増強する、そういう時期にあったわけです。ただいまは、米ロが核戦力を縮減するということで協調してそのような方向を目指しておる、こういう状況でありまして、根本的に環境が変わっているということはあるかと思います。
ここで、この極東、朝鮮半島と我が国の間にいかなる事態が起こっているかということについて、官房長官の見解をお伺いするわけですが、一九七九年の欧州におけるSS20とパーシング2に関するNATOの二重決定という事態がケースワークとして非常にふさわしいので引用いたしておりますが、これは、SS20という中距離核弾頭ミサイルをソビエトがNATOに向けてヨーロッパで配備した。
といいますのは、一九七九年、当時NATOは二重決定というものを行って、ソ連のSS20の脅威に対抗するために、アメリカがパーシングⅡと地上発射の巡航ミサイルを欧州に配備することによってこれに対抗しようとしたわけです。
ソ連のSS20のミサイル展開に対してパーシングIIや巡航ミサイルを展開して抑止を強化するとともに対話を進めて、首脳会談が次々と進んで、結局はゴルバチョフ体制の登場を促して、今日東西冷戦の終えんに導いた、これは非常に抑止と対話の成功の例として見るべきだと思っております。そういった意味から、イラクに対してもいかに抑止と対話を維持するかということだと思っております。
○戸田委員 これは和田先生と本間先生にお願いをしたいのでありますが、日本の防衛費と国際情勢についてですけれども、米ソのブッシュ大統領とゴルバチョフ書記長の会談、INF交渉等々によって中距離弾道弾まで、アメリカの場合はパーシングII、それからソビエトの場合SS20等々まで削減しようという話まで合意に達した。
ただ、INFにつきましては兵器が比較的単純で、SS20とSS4、パーシングI、II、それから地上発射クルーズミサイル、SS12、SS23というような比較的数の少ない兵器が対象でございました。それが第一点。それから第二点は、これは幸いにしてグローバルな全廃条約ということで一つのカテゴリーの兵器を全部なくしてしまうという、そういう協定でございます。
○小野寺政府委員 西ヨーロッパにおきましては、先ほど私申しましたとおり、SS20の脅威というものが交渉の直接のきっかけになったわけでございまして、したがって、西側の交渉方針に基づく、つまり二重決定のとおりに、ある意味ではSS20の廃棄とパーシングII、クルージングミサイル、西側のまだちょうど配備途中にありました兵器の撤廃ということが合意されたということで、一応西ヨーロッパとしてはその目的を達したということになるわけでございます
次に、INF条約の問題でありますが、パーシングII、これはどのような性能を持った兵器であると考えられているのか、そして、このものがどういうふうな経緯で配置されることになったのかということがわかれば教えていただきたいと思います。
その開始いたしましたのが、今問題になっておりますパーシングII及びクルーズミサイルでございます。 パーシングIIは単弾頭のミサイルでございまして、射程距離につきましては大体千八百キロという兵器でございます。したがって、西独に配備されたわけでございますけれども、射程内にはソ連の西部の大きな部分が入りますけれども、モスクワには届かないということになっております。
すなわち、一九七〇年代の終わりごろから、ブレジネフ時代のソ連がまず中距離核を東欧諸国に配備し、それに脅威を感じた自由諸国が二重決定、すなわち一方において中距離核の全廃を迫りつつも、他方においてそれにソ連が応じないときは、西ドイツその他のNATO諸国にパーシングII、巡航ミサイル等を配備することを決定し、一九八三年西欧諸国内における平和主義者の抗議を押し切って配備を始めました。
かつてヨーロッパでソ連のSS20が配備をされたのに対して、これに対抗をしてアメリカのパーシングII巡航ミサイルの配備がむしろ草の根核軍縮の火つけ役になったといういわばある意味では皮肉な動きがありました。そしてこの草の根の核軍縮運動が燎原の火のように世界に広がりました。こうした動きがむしろ根底にあって軍縮へのうねりを高めたと思います。
特に、一番ヨーロッパの中のかなめでございます西ドイツのコール首相は、大変厳しい、つまりヨーロッパの安全保障の中の今後も大きな中心になりますけれども、パーシングIaを撤去するということについて踏み切ったわけです。それからミッテラン大統領も、これまでの間に何遍も行ったり来たりしながらお互いの、ヨーロッパと東側との交流ということについては努力をしてきているわけです。 日本は何をしたか。
なお、交渉開始に先立つ八一年の十一月十九日に、レーガン大統領はワシントンのナショナル・プレス・クラブでの演説におきまして、ソ連がSS20等のINFを撤廃すれば米国もパーシングⅡ、地上発射巡航ミサイルの西欧配備計画を中止するという、いわゆるグローバル・ゼロ・オプション提案を行ったわけでありますが、ソ連側は同提案を拒否いたしました。
それから第二問は、日本の外務省の説明としまして、このINF交渉がまとまった、つまりソ連の方の立場が変更してきた、かなりソ連が譲歩してきた、その理由として一つは、一九八三年以来レーガンがヨーロッパにパーシングⅡであるとかクルーズミサイルであるとかそういうものを配備したということと、それから西側の結束がこの交渉を成功させる原因であるというふうな説明をされましたけれども、国連筋と申しますか、あるいは明石さん
八月、先般コール首相がパーシングⅠAと言われます短射程のINFにつきまして、米ソがINFをグローバルに全廃する場合には西独としてパーシングⅠAのミサイルを廃棄してもいいという発言をいたしました。現在残っております問題は、このパーシングⅠAを米ソの交渉対象にするかどうかということでございます。
したがって、この問題の一つのネックは、御案内のとおり、西ドイツにありますパージングIa、核弾頭はアメリカが持っておる、そしてパーシングの方は西ドイツが所有しているという問題と、それから検証をどうするかという問題、こういう問題について、ジュネーブにおける専門家同士が相当納得のいく交渉を続けるということで、今鋭意交渉が続けられておると思うわけでございますので、我々としてはこの成功を心から祈っておる次第でございます
しかし、これが本当に実を結ぶということになりますと、今ジュネーブでいろいろ専門家の間でこの問題を検討しておるわけでございますけれども、ただいまお話しの西ドイツにおけるパージングIaの問題、核弾頭は米国が所有し、パーシングの方は西ドイツ政府のものである、これがこのINFの交渉の中に入るか入らないか。
アメリカの方は自分の方から、それじゃパーシングとか巡航ミサイルをヨーロッパに持っていこうなどというふうに考えたわけじゃなくて、要するにシンボルとして非常に目につきやすい格好のいいミサイルを少し持っていこうということで、巡航ミサイルは当時使い道が全然なかったらしいのですが、持っていこうということになったと思います。
西原参考人は、このINF合意を促進している米ソのさまざまな問題点、かなり軍事的な問題などにも触れて述べられましたけれども、最後に言われた点で、姿勢を強くするとソ連は譲歩する国だ、そう言われて、SS20配備に対してNATOがパーシングⅡミサイルを配備した、またアジア百発論に対してアメリカも百発で対抗したためにソ連が譲歩したと、そう言われたんですね。
それによって西欧の防衛が危機に瀕しまして、NATO諸国は一九七九年に、それに対抗するために、ソ連がもしSS20を撤去しなければ、一九八三年の十二月末までに西側諸国はパーシングⅡ及び地上発射巡航ミサイルを展開するという共同決定を行ったのでございます。それに対して、ソ連は猛烈な平和攻勢をやりまして、それを展開させないためのあらゆる努力を払ったのは御存じのとおりであります。